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ぶらぶら日々徒然

たまにゲームの感想書いたり、日常のこと書いたり。正にのんべんだらりと過ごす、もっさりとした日記でござい。※警告なしにネタバレもあるので要注意。

2024'11.22.Fri
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2008'06.01.Sun
今回は最初に事務事項をば。

通販ですが、昨日黒ネコさんに託しましたのでお手元に届くには今少しかかるかとは存じますが、お待ち頂ければと思います!通販のお申し込み、誠にありがとうございましたー!!楽しんで頂けるとよいのですが。

そして、拍手のレスですが、ようやくすべてレスをさせて頂きました。よく会う友人達のメッセージは本人に「拍手あんがとー」と言ってしまっているので省かせてもらいました(笑)友人メッセージ含みでレス書いたらとんでもない量になりますしな!(涙目)
今後は通販の際に長いメッセージを下さった方へもレスできたらと思い、通販メッセージのカテゴリも作ってみました。いつもメッセージを添えて下さる方々に対して、返信できなくて心苦しいなぁと思っていたもので、今後はできるだけメッセージに対するお礼などを書ければと思ってます。
あーもう本当に溜め込んで申し訳ありませんでした(血涙)お心当たりのある方はレスページを覗いてみて下さいまし!

いつも拍手下さいまして本当にありがとうございます!拍手のみの方も、本当に嬉しいです…!今後も信秀信秀とうるさく叫んでいきますので見捨てずにいて下されば幸いであります!(笑)何より、更新遅くてすみません…(四つんばい)


事務事項とは関係ないですが、もうすぐ夏コミの当落が判明するので今からドキドキです。本当は昨日日記書くつもりだったんですが、うっかり友人と長電話しちゃったもんだから(笑)結局書けなかったんですが、その時に友人と夏コミのことを話しておりまして、私が「落ちたら、すげー落ち込むよー」と弱音を吐いたら「大丈夫じゃない?マイナーカプ救済措置があるから」と言われました(四つんばい)

お、お前…!!確かにマイナーだけど…!!そんな面向かって言わなくたっていいじゃないのさ!!(笑)でも、救済は思いきりして頂きたいところです(笑顔で土下座)

そんな友人の某リクエスト企画にうつけ様(若信様)と藤吉郎(若秀吉)のイラストのリクエストをぶっこんでおいたので、今から、うつけ×藤吉郎が見れると思うとハァハァしてきます。ついでに鼻血も出てきます(それは押さえろ
諸事情により人様からの頂き物を自分のサイトに飾ることができないので、友人からリク絵を受け取ったらばブログで公開致しますね。お楽しみに!(友人へのプレス&プレッシャー


さて、本日は前から感想書く書くと言っていた童門冬二先生のIF歴史本(コエ様公認)「信長の野望」と小松左京先生の「南海太閤記」+ドラゴン&タイガーハグハグ(?)の感想をいっちょ書き連ねていきたいと思います。
二つともに、あまりの出来事にノット反転、ノット隠しで書きたいと(単にめんどいだけだろう、お前

まず、短いつか、15ページしかないんで「南海太閤記」から。

この小説、黒田のおっちゃんがエラい性格悪いというか、こんな奴が友達にいたら間違いなくバックブリーカーかましてる!という勢いで捻じ曲がった性格しているので、まず黒田如水がお好きな方にはお勧めできません。秀吉に面と向かって「あなたは信長様より劣っている。しょせん百姓上がりだし」(的なこと)を言う如水とか、そんな切な過ぎるドン・シメオンは嫌だ(顔を覆って号泣)

そんなドン・シメオンは置いておきまして、まずこの小説のタイトルの「太閤」が実は信長のことでして、こっちもIF歴史ストーリーで信長が本能寺を逃げ延びた、という設定です。正直信長が太閤というのにも甚だ萌えたんですが、コンチクショウ(笑顔で)

これから読みたい!という方のために展開の詳細は省きます(

まず、第一ポイント。
なんのかんのと逃げ延びて隠れていた信長が、大返ししてきた秀吉に千丁の鉄砲を贈るために船で会いに来る所で「さすがの信長もめっきりやつれて見えた」とかいう文章に軽く噴いたんですけども(笑)ちょっと疲れちゃってることも加わって、秀吉のことを思わず「禿ねずみよ…」とあだ名で呼び、涙ながらにひれ伏す秀吉に
「深くであったわ。信長、死の淵をばのぞいたぞ」
と一言。

ちょおぉぉお!!ばぁぁぁおまぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(起立→仰け反り)

思わずあだ名で呼び、とか、思わずあだ名で呼び、とか、いちいち「あの世見ちった」とか秀吉に言っちゃうあたり、信長弱りすぎ&思わず本音が出すぎだっつの…!!!(鼻血)

思わずあだ名呼びということは、いつもは自制効かせて「筑前」とか呼んでるってことですよね?!思わずあだ名ってことは、本当はいつもあだ名呼びで呼びたい訳ですよね?!

ちょ…っ!太閤…!!(※この場合信長)

南海太閤、この野郎…!!
(仰け反りながら絶叫)

もうこのしょっぱなから、引け越しになる予感たっぷりの南海太閤、続いて、本能寺でえらい目にあった信長の性格がちょっと丸くなりました、ときまして、あれよあれよと日本統一して~とくるんですが、もうここら辺の文章中で信長と秀吉の名前しか出てこないんですけど、南海太閤どうしたら…?(鼻血ツッ)
色々手柄立てて、信長が→関白太政大臣、秀吉も→従二位を授けられて奉行筆頭、あげく、信長が貨幣改鋳、秀吉は金山開発で2人連携組んで、安土桃山文化がゴージャスになりましとさ、というとこで第二ポイント。

信長が秀吉に命じて大阪城作らせて、しかも、そこに自分が居座るのではなく、大阪城をポォーンと秀吉に与えましたよ、ってね、書いてあるんだけども、これは一体なんというプロポーズなんでしょうか?(昇天)

しかも、その直後に

「強力な経済政策によってむすばれた信長秀吉ラインは確固として、もはや柴田も徳川も、容喙(横から口挟むこと)をゆるさぬものになってしまう。」(地の文章まま)

!!

!!!!!

?!

???!!!!!


何書いてんのぉぉぉ?!小松先生はぁぁぁぁ???!!!!(小説真っ二つ)心臓が…!!心臓がぁ!!!(鼻血噴出しながら悶絶)

これでも十分過ぎる程に「信秀!!」と叫べる内容です。ですが、ここのでファィナルウェポン登場。
色々と政策も一段落着いて、ある日、安土城に秀吉を呼ぶ信長。
なんの話かと思ったら、海外進出の話な訳なんですが、そんな会話の最中に目玉飛び出るかと思ったのが

「だが、秀吉、織田のために最高の殊勲者(光秀討ったりとかしたんで)でありながら、序列は勝家の下風にたたねばならぬのは、つらかろうな。海外に目を向けるのも、無理なからぬ」

めっそうもない、上様……

「わかっておる。……明はだめだが、お前の夢を壮大に描いてみる天地は、まだのこされておる。

(※地の文章まま)

え…なんなの、この会話…どうしたの…?私の目がおかしいの…?おかしいなぁ…眼鏡かけても、はっきりとこの文章しか読み取れないよ…?(ズザァッと横に倒れて、でも笑顔

秀吉の「上様……」も大概可愛いすぎですが、お前の夢とか…!!!太閤?!たぁーいこぉぉぉぉ??!!(白泡)お前の夢とか、おかしいだろ!!秀吉の夢かなえるために海外進出すんのか、太閤?!ちょちょちょ…っ!!絶対この2人、単に新婚旅行の行き先を決めてるようにしか見えませんが、小松先生、どういうおつもりで…?!(至福の笑顔で)

しかも、これあだ名呼び思わずとか言ってたもんだから、私はてっきりここで「筑前」と呼ぶのかと思ったら、まさかの「秀吉」呼び。もうさ、大阪城で一緒に住めばいいんじゃないですか(微笑みながら天国へ)

その後、結局これこれこういう計画でっていうのを信長が話すと、壮大すぎて夢みたいですよ的なことを秀吉が言います。すると、南海太閤

おそれることはない。かつて、毛利攻めの時、九鬼につくらせて堺にまわした、わしの鉄甲戦艦(中略)紅毛(外国人のこと)が、彼らの船で東洋にいたるなら、われらの船で大海をおしわたれぬはずはない。」
(※地の文章まま)

あれ?なんで「わし」からいきなり「われら(太閤と秀吉)」に変わったの…?
あれ?なんで?どうして?ねぇ、なんで?!(笑顔で問い詰め)

新婚旅行に行く気満々すぎな南海太閤に度肝抜かれっぱなしのRAIDEN・五郎です(鼻血と涙でクダクダ笑顔)こっの、萌え小説…っ本気で殺す気か?!と思った…会話の端々とか、表現がさりげなく信秀すぎて…っ!もう…っ!耐えられない…っ!(心臓が)
大体「おそれることはない」って何。「おそれることはない」って。

完全に秀吉も一緒に連れて行く気で言ってますよね、太閤?
(卒倒)

そして、ラスト。

関白を辞して太閤になった信長は、秀吉を南海総督に任じてマニラへ派遣。後で自分もマニラに進出して、オーストラリアまで進出した、という感じで終わりです。

新婚旅行はマニラからぐるっと回ってオーストラリアまでGOv

ていうか、秀吉に任せておけばいいのに自分もマニラに行っちゃうんだね!つか、行きたかったんだね!(満面の笑顔)

本当に本当に本当に…本当に、ご馳走様でした(深々と小説本に土下座)

すごすぎる、この本…っ!(ブルブルッ)
もう、すごすぎて前屈姿勢のまま、卒倒した…!!!あまりの出来事に「左京はおかしい!!」と友人に説教かましてしまいました(とばっちり

たった15ページの中にどれだけの小宇宙(※コスモと読んで下さい)をこめるつもりだ、ゴッド左京!!!
いやもう、本当にすごかったです…古い本なので粗雑に扱いたくないんですが、何しろこの内容なもので、読んでる最中に本を何度か取り落としました(※実話

それで、すごいのが信秀に止まらず、この「南海太閤記」が収録されている短編集が「最後の隠密」ってタイトルなんですが、その短編集の中に「竜虎抱擁」なるものがありまして(笑)竜虎…まさか?と思ってサラッと読んでみたらですね、未来から来た人が歴史変えたろ!と思って信玄に「謙信攻めるより信長滅ぼした方がいいよ!」って吹き込むつー設定にも目玉がスポポォォーンッ!と飛んでいくかと思いましたが、信玄と謙信が同盟結びにあたって、

謙信がふたなり、つか女

でして、ね…?

あの…なんていうんですかね。信玄と謙信がまぁ、その…同盟するなら体まで!みたいな小説でして、ええ…(笑)まぁ…なんですか…これ以上は書きませんけど、竜虎がハグハグしちゃったよvみたいな、そんな内容で、本気の本気で

「あ゛っ?!」

と、奇声を発した次第です。
こっちは普通に驚きで目玉飛び出た(ゲンドウポーズで)

なんで、まぁ、信玄×謙信の方も興味ありましたら読んでみたらいかがかと(笑)私の一番のお勧めは「南海太閤記」ですが(鼻血)

そんな萌え小説、南海太閤記と竜虎抱擁(?!)が掲載されている短編集はこちら。 ↓
最後の隠密 (角川文庫 緑 308-8)

古い本なのでマーケットプレイスとかでしか買えないかもしれません。

いやー…すごい本だ。本当すごいわ…(あらゆる意味で

南海太閤記だけでえらい長くなってしまったので、更なる信秀本「信長の野望」の感想はまた明日にでも。
歴史小説にはロマンが多すぎますね(満面の笑顔で)もっと沢山集めようと思います(本気で)

ではでは、本日はこんくらいで!

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