2007'05.07.Mon
スーダラ節です(笑顔で誤魔化し)
昨日は映画3本観てから頭痛にさいなまれてノックダウンしておりました。さすがに一気に観すぎたせいか、どうやら目にきたらしいです。眼精疲労からの頭痛のようでしたので、大人しく布団に潜りこんで信秀妄想にふけりながらファイナル・GWを終えた次第です。分かっちゃいるけど止められない(信秀が)
映画は「手紙」「硫黄島からの手紙」「父親達の星条旗」と、なんともヘビーチョイスにヘビーチョイスを重ねたアレですけども、すごく堅実に作られて3本ともそれぞれよかったです。特に前者2本は号泣致しました…うう…思い出すだけで泣ける(涙)
手紙は犯罪者の家族に視点を置いて、その周囲の関係や状況なんかやっていく話なんですが、鼻につくような綺麗事は織り込まずに、丁寧な描写してたから本気で泣けた…被害者の家族に「もう終わりにしましょう」と言われた時の主人公の涙には本当にもらい泣きしました。本当の意味で罪をつぐなうことの難しさと責任の重さをリアルに描いていたのではないかと。また主人公を取り巻く環境も、救いがないようでいて身近に救いがあることに主人公自身が気がつくまでの道のりも丁寧に描かれててすごくよかったです。
映画はそれそのものがフィクションではありますが、フィクションの中のリアリティ(現実におけるリアリティではなく)を一つの物語の中に構築していくのはとても大変なことで、リアルであるからこそ過剰な演出を省いて画のみで見せることによって観る側に考えさせる映画っていうのがとても大好きなので、この3本はそういう意味でも満足でした。
全部台詞なんかで説明してしまわれると「映画」であることの意味がなくなってしまうと思っているので、やはり画のみで観る側に想像や議論の余地を与えて欲しいなーなどと。
自分で登場人物の心情を考え込むことで物語の深みも増すと思いますし、単なる上辺だけの感動だけでなく琴線に触れるものがあるんでないかと思うので、こういう考えさせてくれる映画は好きです。
でも、仏映画によくある哲学みたいな難解に過ぎる映画はまた別腹で(笑)「ガーゴイル」とか難しすぎてどう解釈していいのか分からなかった(四つんばい)
東森(要英訳)監督の2本ついては、微妙にオーバーラップしてるんで、二本とも観た方がより話が分かりやすいですが、片方だけでも十分通じるので無問題。
個人的に視点が日本だからとかではなく、硫黄島のが好きでした。一貫して硫黄島だったから分かりやすかったし、最後の栗林さんの台詞が泣けた…星条旗は時間軸の移ろいが激しいので、途中で一瞬「ん?」と思う部分があったかも。後、戦争メインでなく、戦後や戦争から帰還した兵士の心情などに焦点を当てているので、感情移入できるはできるけども、そこまでズガンッと頭ぶん殴られるようなインパクトは感じなかったです。割と同監督作品の「ミリオン・ダラーベイベー」と雰囲気似てたなぁ。ミリオンも最初はいいけど、あれも後半がヘビーですよね。
元々第二次系の戦争(ちとボカして)をテーマにした作品はよく観てるけども、ドラマチックに過剰演出した戦争映画が果てしなく嫌いなんで、硫黄島や星条旗の淡々とした描写の方が感じ入ることが多くて好きです。特に戦争を題材としているのならば、過剰な演出も悲劇性も省いて欲しい…そういう意味では「戦場のピアニスト」と「白バラの祈り」は硫黄島と星条旗と同じくらい大好きです。昔観たベトナム戦争の映画「カジュアリティーズ」もすごい淡々としてたけど、ものすごいヘビーな内容だった…な。
しかし、東森監督作品の2本、何が一番驚いたかってほぼ邦画と言っても過言でないくらい「アメリカ人から見た日本人」がいなかったことでしょうか。日本人から見た日本人というと、ちょっと意味合いがおかしいですが、正にそんな感じ。違和感なかったです、全然。つか、千人針とかどっから調べて来たのかしら(笑)
西さんと栗林さんの最期は本当に泣けた…栗林さんの「誰にも分からない場所に埋めてくれ」っていう台詞と「ここはまだ日本か?」って台詞で涙腺決壊だよ、ちくしょう(号泣)
そういや、上記3本の他に兄貴が来週までのレンタルで「日本沈没」なんぞ借りてきました(兄気にブレーンバスター決定)以前、兄は気がついたら「ザ・コア」、知らぬ間に「デイアフタートゥモロー」、目を逸らした隙に「ボルケーノ」、分かってはいたけど「パーフェクト・ストーム」…と、本当に何を求めてそういう天災映画借りてきてんだ?!というくらい天災映画ハンターでして、今回も嫌な予感したんだけど、やっぱり満面の笑顔で「借りてきた」とかほざいて下さいました(四つんばい)
どんだけ天災映画好きなんだよ(本気で)
今まで観た天災映画の大半、アレでソレだったぢゃぁん!!!(壁に拳)
日本以外全部沈没ならまだしもネタ的で許せるけど、日本沈没…日本沈没…日本沈(以下無限リピート)日本が沈むなら同じプレートの上に乗っかってる中国やら小さい島の数々も漏れなく沈みますが、何か?だよ(笑) 立て続けに観る訳じゃないからいいけど、いい映画の後に「日本沈没」をチョイスする兄貴の趣味嗜好は本当に理解しがたいです(断言)頼むから「コアラ課長」だけは借りてくんなよ(切実に) コアラ課長借りてきたら家に入れません(※私は本気です)
その前は「天使の卵」なんかも借りてきてて、いい年した男がいい年した妹差し置いて純愛映画なんか観るなよ…(うつぶせ)と、最近兄がどの方向に行きたいのか予測もつかない妹です。因みに前は「太陽のうた」(だっけ?)観てました。
天災とB級と純愛…ど、どこかに共通点あったかな?!
あ…色んな意味で泣ける…とこ…?!(ハッとして)
以上、映画と兄の困った趣味についての感想でした(後半いらねー)
昨日は映画3本観てから頭痛にさいなまれてノックダウンしておりました。さすがに一気に観すぎたせいか、どうやら目にきたらしいです。眼精疲労からの頭痛のようでしたので、大人しく布団に潜りこんで信秀妄想にふけりながらファイナル・GWを終えた次第です。分かっちゃいるけど止められない(信秀が)
映画は「手紙」「硫黄島からの手紙」「父親達の星条旗」と、なんともヘビーチョイスにヘビーチョイスを重ねたアレですけども、すごく堅実に作られて3本ともそれぞれよかったです。特に前者2本は号泣致しました…うう…思い出すだけで泣ける(涙)
手紙は犯罪者の家族に視点を置いて、その周囲の関係や状況なんかやっていく話なんですが、鼻につくような綺麗事は織り込まずに、丁寧な描写してたから本気で泣けた…被害者の家族に「もう終わりにしましょう」と言われた時の主人公の涙には本当にもらい泣きしました。本当の意味で罪をつぐなうことの難しさと責任の重さをリアルに描いていたのではないかと。また主人公を取り巻く環境も、救いがないようでいて身近に救いがあることに主人公自身が気がつくまでの道のりも丁寧に描かれててすごくよかったです。
映画はそれそのものがフィクションではありますが、フィクションの中のリアリティ(現実におけるリアリティではなく)を一つの物語の中に構築していくのはとても大変なことで、リアルであるからこそ過剰な演出を省いて画のみで見せることによって観る側に考えさせる映画っていうのがとても大好きなので、この3本はそういう意味でも満足でした。
全部台詞なんかで説明してしまわれると「映画」であることの意味がなくなってしまうと思っているので、やはり画のみで観る側に想像や議論の余地を与えて欲しいなーなどと。
自分で登場人物の心情を考え込むことで物語の深みも増すと思いますし、単なる上辺だけの感動だけでなく琴線に触れるものがあるんでないかと思うので、こういう考えさせてくれる映画は好きです。
でも、仏映画によくある哲学みたいな難解に過ぎる映画はまた別腹で(笑)「ガーゴイル」とか難しすぎてどう解釈していいのか分からなかった(四つんばい)
東森(要英訳)監督の2本ついては、微妙にオーバーラップしてるんで、二本とも観た方がより話が分かりやすいですが、片方だけでも十分通じるので無問題。
個人的に視点が日本だからとかではなく、硫黄島のが好きでした。一貫して硫黄島だったから分かりやすかったし、最後の栗林さんの台詞が泣けた…星条旗は時間軸の移ろいが激しいので、途中で一瞬「ん?」と思う部分があったかも。後、戦争メインでなく、戦後や戦争から帰還した兵士の心情などに焦点を当てているので、感情移入できるはできるけども、そこまでズガンッと頭ぶん殴られるようなインパクトは感じなかったです。割と同監督作品の「ミリオン・ダラーベイベー」と雰囲気似てたなぁ。ミリオンも最初はいいけど、あれも後半がヘビーですよね。
元々第二次系の戦争(ちとボカして)をテーマにした作品はよく観てるけども、ドラマチックに過剰演出した戦争映画が果てしなく嫌いなんで、硫黄島や星条旗の淡々とした描写の方が感じ入ることが多くて好きです。特に戦争を題材としているのならば、過剰な演出も悲劇性も省いて欲しい…そういう意味では「戦場のピアニスト」と「白バラの祈り」は硫黄島と星条旗と同じくらい大好きです。昔観たベトナム戦争の映画「カジュアリティーズ」もすごい淡々としてたけど、ものすごいヘビーな内容だった…な。
しかし、東森監督作品の2本、何が一番驚いたかってほぼ邦画と言っても過言でないくらい「アメリカ人から見た日本人」がいなかったことでしょうか。日本人から見た日本人というと、ちょっと意味合いがおかしいですが、正にそんな感じ。違和感なかったです、全然。つか、千人針とかどっから調べて来たのかしら(笑)
西さんと栗林さんの最期は本当に泣けた…栗林さんの「誰にも分からない場所に埋めてくれ」っていう台詞と「ここはまだ日本か?」って台詞で涙腺決壊だよ、ちくしょう(号泣)
そういや、上記3本の他に兄貴が来週までのレンタルで「日本沈没」なんぞ借りてきました(兄気にブレーンバスター決定)以前、兄は気がついたら「ザ・コア」、知らぬ間に「デイアフタートゥモロー」、目を逸らした隙に「ボルケーノ」、分かってはいたけど「パーフェクト・ストーム」…と、本当に何を求めてそういう天災映画借りてきてんだ?!というくらい天災映画ハンターでして、今回も嫌な予感したんだけど、やっぱり満面の笑顔で「借りてきた」とかほざいて下さいました(四つんばい)
どんだけ天災映画好きなんだよ(本気で)
今まで観た天災映画の大半、アレでソレだったぢゃぁん!!!(壁に拳)
日本以外全部沈没ならまだしもネタ的で許せるけど、日本沈没…日本沈没…日本沈(以下無限リピート)日本が沈むなら同じプレートの上に乗っかってる中国やら小さい島の数々も漏れなく沈みますが、何か?だよ(笑) 立て続けに観る訳じゃないからいいけど、いい映画の後に「日本沈没」をチョイスする兄貴の趣味嗜好は本当に理解しがたいです(断言)頼むから「コアラ課長」だけは借りてくんなよ(切実に) コアラ課長借りてきたら家に入れません(※私は本気です)
その前は「天使の卵」なんかも借りてきてて、いい年した男がいい年した妹差し置いて純愛映画なんか観るなよ…(うつぶせ)と、最近兄がどの方向に行きたいのか予測もつかない妹です。因みに前は「太陽のうた」(だっけ?)観てました。
天災とB級と純愛…ど、どこかに共通点あったかな?!
あ…色んな意味で泣ける…とこ…?!(ハッとして)
以上、映画と兄の困った趣味についての感想でした(後半いらねー)
PR
カレンダー
最新記事
(03/25)
(01/07)
(12/25)
(11/14)
(08/08)
カテゴリー
復刊申請中
徒然つなび
ブログ内検索
リンク